低コスト・高スループットを実現するナノ 材料のサステナブルプロセッシング


更新:2025/07/28
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特徴・独自性

従来の液相における材料合成では、溶媒に溶解する原料を大前提としているために、材料選択性が限られるだけでなく、洗浄・廃棄物など様々な問題があります。原料が溶媒に溶解しない物質であれば、原料選択性の広がりによりプロセッシングの枠が格段に広がります。例えば、金属原子と酸素原子で構成された安価な酸化物が原料に利用できれば、環境負荷とコストの低減できる可能性があります。従来にない革新的なサステナブルプロセッシングにより、金属・有機・無機を横断する様々な新しい材料を作成してきました。

実用化イメージ

これまでに多くの産学官連携(JST、NEDO)を推進し、高性能触媒や実装用途等の廃棄物フリーで室温で大量合成可能な金属やセラミックスナノ材料及びそれらのナノコンポジット材料のサステナブルプロセッシングを実現してきました。

キーワード

研究者

大学院工学研究科

林 大和 准教授 
博士(工学)(大阪大学)/修士(工学)(大阪大学)

Yamato Hayashi, Associate Professor