東北大学 研究シーズ集

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能動ファイバセンサ

更新:2022-09-02
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特徴・独自性

本研究における多機能ファイバの特徴として、デバイスに必要な部材を全て内包するプレフォームを設計することで、熱延伸処理によるロール巻き取りが可能である。このため従来技術で問題点となる微細で複雑な積層構造をファイバに新たに追加する必要がなく、量産性も高いため製造コストを大幅に削減することも可能である。さらに容易にファイバの線径を制御して微細化できるため、ウェアラブルデバイスなどにも応用が可能である。

産学連携の可能性 (想定される用途・業界)

応用例として、微小空間でも検査可能な能動カテーテルが挙げられる。光ファイバによるカメラ機能や電気化学センサの付与が可能である。着用者の生体情報を常にセンシングできるウェアラブルデバイスも挙げられる。

研究者

学際科学フロンティア研究所

郭媛元 助教 
博士

Yuanyuan Guo, Assistant Professor

キーワード

関連情報

本技術に関する知的財産権
[発明の名称] 機能性長尺器具の製造方法および機能性長尺器具、[出願番号] PCT/JP2022/17664、[出願人] 東北大学、[発明者] 郭媛元、佐藤雄一
産学連携の経歴
2021年よりJST創発的研究支援事業に採択
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