登録されている研究者 446人(研究テーマ428件)

固体ナノ構造中の電子物性解明とデバイス応用

概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 微細加工によりナノメートルスケールの人工微細構造を作製し、その電気的性質の解明とデバイス応用の研究を進めています。
実用化イメージ

精密・高速電気測定(低ノイズ、単一電子検出等)、極低温・高磁場測定、微細加工、データ科学手法などを得意としています。これらがお役に立てることがございましたら、ぜひお知らせ下さい。

研究者

高等研究機構材料科学高等研究所

大塚 朋廣  

Tomohiro Otsuka

固体ナノ構造を活用した量子技術の研究

概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 固体ナノ構造中で生じる量子状態を利用して、量子センサや量子ビット等の量子デバイス、およびこれらを活用した量子技術の研究を進めています。
実用化イメージ

単一電子スピン状態等の量子状態の電気的精密・高速測定、制御、データ科学手法などを得意としています。これらがお役に立てることがございましたら、ぜひお知らせ下さい。

研究者

高等研究機構材料科学高等研究所

大塚 朋廣  

Tomohiro Otsuka

困難な実環境下で機能するタフなサイバーフィジカルAI

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概要

身体性を持って実世界で稼働するタフ・サイバーフィジカルAIの重要性が急速に高まっています。特に、SDGs や災害対策など、重大な社会課題や産業課題の解決に資する科学技術に対するニーズが顕在化しています。サイバーフィジカルAI が困難な環境下で機能するための高度化、すなわち、システムの頑健性、柔軟性、適応性、それに基づく広い適用性を目指す研究開発を行っています。

従来技術との比較

災害救助や保守点検等は,作業者に危険が伴うこと、及び、作業精度の点で限界があった。そのような領域にAIやロボット技術を適用することで,これまで実現できなかった安全かつ高精度かつ迅速な作業が可能となる。

特徴・独自性
  • 実世界で自律的に稼働するタフ・サイバーフィジカルAI の研究を行っています。下記のような幅広い技術革新を推進しています。
  • ・困難環境を探査するクローラロボットや球殻ガードを装備したドローン
  • ・LiDAR やカメラを融合した高精細3D セマンティック地図構築
  • ・困難環境の認識やSLAM や動作生成を行う頑健な知能化ソフトウェア
  • ・後付けで運転ロボットを搭載して自動運転を実現するレトロフィット技術
  • ・イヌの能力を支援/ 拡張するサイバー救助犬
実用化イメージ

タフ・サイバーフィジカルAI を建設業、製造業、物流、ペット産業などに導入し、効率化と人手不足解消、防災・減災への寄与を目指します。

研究者

タフ・サイバーフィジカルAI研究センター

大野 和則  

Kazunori Ohno

状態図と材料開発

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 金属やセラミックスにおける状態図の実験的決定と計算状態図の研究を行っています。状態図を基に、優れた性能や特異な機能性を有する新しい構造材料(鉄合金、銅合金、耐熱材料etc.)や機能材料(形状記憶合金、超弾性合金etc.)の提案と、ミクロ組織制御・特性評価を通じた材料設計を行っています。特に、相変態を利用した単結晶製造方法の開発や、新規形状記憶合金の開発と制震部材への応用展開などに取り組んでいます。
実用化イメージ

新規材料開発における基盤技術として、「相平衡や状態図を知りたい」、「ミクロ組織と特性の関係を明らかにしたい」、といったニーズに対して連携の可能性があります。

研究者

大学院工学研究科

大森 俊洋  

Toshihiro Omori

第3世代 T細胞レパートリー解析技術開発

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 病気から身体を守るために、T 細胞やB 細胞という免疫細胞が働いています。T 細胞は、その受容体によって様々な病原体に対応でき、10の18乗ものT 細胞受容体、すなわちレパートリーを持っています。B細胞も同様で、B細胞受容体は抗体になり、抗体も多くのレパートリーを持っています。例えば、がんを排除できるT 細胞受容体を特定できれば、このT 細胞受容体をもとにした創薬が可能となり、がんをより効率的に排除できるようになります。T 細胞受容体やB細胞受容体を網羅的に調べる技術は以前からありましたが、精度や効率性に問題がありました。我々はこの問題を克服し、高精度・高効率の解析技術、いわゆる免疫受容体解析技術を新たに開発しました。
実用化イメージ

この技術はT 細胞やB細胞が関係するあらゆる疾患に応用できるため汎用性が高く、がんや自己免疫疾患、感染症に対する治療薬、ワクチン開発、遺伝子治療などの新規治療法の開発および個別化医療を可能とします。

研究者

加齢医学研究所

小笠原 康悦  

Koetsu Ogasawara

マイクロ流路内の相変化伝熱による高熱流束冷却機構

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 発熱密度が増大しているシステムにおいて高性能な冷却を実現するために、微細な流路内の沸騰現象を制御し、熱輸送量を高める研究を行っています。沸騰現象の厳密な数値シミュレーションや一次元簡易沸騰シミュレーションを駆使し、理論的な予測に基づく冷却システムの設計を目指しています。
実用化イメージ

発熱密度が増大する情報通信システム用のデバイスや電気自動車等の電力制御システムの冷却が応用先として考えられます。また、理論解析を通じた既存の冷却システムの熱解析や最適化なども対象になります。

研究者

流体科学研究所

岡島 淳之介  

Junnosuke Okajima

液体流動を利用した新たなエネルギー変換

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概要

世界的なエネルギー需要の増加に伴い、身近な環境からエネルギーを収集する技術、すなわち環境発電(エネルギーハーベスティング)の技術開発が望まれています。私の研究グループでは、グラフェン上を流れるわずかな水流による発電現象に着目しています。これまでとは異なるエネルギー変換機構であり、発電以外にも展開が期待できます。

従来技術との比較

従来の水力発電とは異なり、微小な水流を機械的な変換を必要とせずに電力を得ることができる技術です。発電量は小さいものの環境負荷が小さく、低コストなのが特徴です。

特徴・独自性
  • 2次元材料であるグラフェンの上を1滴の水が滑り落ちる、または連続した流水が流れるときグラフェンに起電力が生じる現象が生じます。これまでの研究によって発生する起電力が流速と水が接触する界面の面積に比例すること、流動状態が起電力の大きさに影響することが明らかになっています。この現象を応用してエネルギー、環境分野へ展開する研究を行っています。液体の流動から機械的な変換を介さずに電気エネルギーを得ることができる独創的な研究です。
実用化イメージ

従来とは異なるエネルギー変換機構を基にしており、新たなエネルギーハーベスティング技術となる可能性があります。また従来の発電技術とは相補的な関係となるため、環境資源の有効活用に適した研究です。今後は発電以外への展開も可能です。

研究者

大学院工学研究科

岡田 健  

Takeru Okada

熱影響・相変態が生じない革新的補修・厚膜コーティング技術

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • コールドスプレー法は、金属粒子を溶融することなく固相状態のまま高速ガス流と共に基材へ衝突させ、成膜する手法です。本法は成膜時の相変態や熱影響の無い皮膜を形成することが特徴であり、この技術を活用し、革新的な補修技術並びにコーティング技術の確立、および得られた付着層の信頼性評価を実施しています。また、付着メカニズムおよび得られた皮膜の健全性を評価する目的で、ミクロ/ナノ組織観察および界面強度評価等を実施しています。
実用化イメージ

金属材料のみならず、最近では一部のセラミックスやポリマーの成膜が可能になっています。構造材料としてだけではなく、機能性材料の創製を含めた多方面の企業や団体との連携が可能です。

研究者

大学院工学研究科

小川 和洋  

Kazuhiro Ogawa

教育システムの職業特殊性と世論に関する研究

概要

 教育システムの国際比較に関する研究では、教育によって得た職業的技能や資格が労働市場において評価されるのかに関心が払われてきた。本研究は、
(1)日本社会における学歴と職業のマッチング、
(2)職業教育と社会階層の結びつき、
(3)人々が教育システムを支える費用負担の問題をどのように捉えているか
という3点の研究課題を、新たなアプローチとデータ分析によって捉えるものである。

従来技術との比較

 関連研究では、より職業に関連した知識・技能を学校教育が提供すること(職業特殊性の高さ)が若年者の労働市場への移行を円滑にすることが指摘されてきた。こうした傾向は国ごとの教育システムの違いというマクロな比較がなされることが多かったが、本研究では、こうした特徴の背後にある個人レベルの学歴・職業のパターンを明らかにした。また、人々が望ましいと考える教育システムの費用負担のあり方について、サーベイ実験の手法を用いた新たな分析を行った。

特徴・独自性
  •  学歴と職業の連関を、学歴段階間・学歴段階内の寄与に分解したところ、学科・専攻分野の寄与が占める割合が3割程度占めていた。必ずしも人文社会系の分野と職業との対応が弱いというわけでもなく、通説的な理解を否定する知見が得られた。
  •  より職業特殊性の強い専攻分野を卒業していることは、労働市場におけるより良好なアウトカムをもたらす傾向あり、またこうした傾向は実際にその専攻分野と強い結びつきを持つ職業にマッチングすることによって生じることを明らかにした。
  •  教育の公的支出に関する世論の分析においては、財政制約が支持低下をもたらす一方、公的債務が受け入れられやすい傾向が示された。
実用化イメージ

 雇用の不安定化や知識経済化が進む中で、教育システムの職業的機能がますます問われるようになっている。そのような中で、本研究は人々が学校において身につけるスキルと、労働市場における職業のマッチングの問題に対して、新たな視点からのアプローチを可能にしている。
 また、少子高齢化に伴う財政制約の中においては、他の公的支出とのバランスの中で教育システムを維持していくことが必要となる。本研究は世論形成や社会的分断のより正確な理解と政策設計に貢献できる可能性がある。

研究者

大学院文学研究科

小川 和孝  

Katsunori Ogawa

糖鎖精密認識レクチンによる糖鎖解析および細胞制御

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 糖鎖は細胞表面上に糖タンパク質や糖脂質として存在し、細胞間認識や制御など情報伝達機能に関わります。我々は、糖鎖認識分子である各種レクチンを海洋生物などから単離し、構造・機能を明らかにしました。例えば、魚類卵ラムノース結合レクチンは、Gb3を介してIL-1など炎症性サイトカインを誘導します。また、マアナゴガレクチンの進化に基づく各種変異体を作成し、より精密な特異性を持つレクチンの開発にも成功しました。
実用化イメージ

下記のような社会実装の可能性があります。・レクチンによる糖鎖プロファイリングによるiPS/ES 細胞からの分化、がん化などの細胞の機能解析、細胞の分離。・アポトーシスなど細胞制御への応用。・抗ウィルス機能を利用した抗トリインフルエンザ資材開発等。

研究者

大学院農学研究科

小川 智久  

Tomohisa Ogawa

レアアースフリー永久磁石を目指した強磁性窒化鉄粉末

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概要

6 MGOe以上のBHmaxを示すレアアースフリー強磁性粒子粉末
https://www.t-technoarch.co.jp/data/anken_h/T19-390_T19-706_T19-709.html

従来技術との比較

特徴・独自性
  •  近年、ネオジムの国際相場が高騰しています。脱炭素化を国策として推進している中国において、風力発電用や電気自動車用のモーターとして需要が増大していることが原因とみられます。また、日本国内では経済安全保障の観点からの議論も活発であり、レアアースを含有しない磁性材料が強く求められるようになってきました。なかでも、鉄と窒素のみから成る安価なFe-N 系磁性材料への期待は大きいです。特に、結晶がbct 構造であり、大きな飽和磁化をもつことが予測されているα”-Fe16N2は高い注目を集めています。
  •  しかし、α”-Fe16N2 自体は、Fe-N系化合物をアニールした際に晶出する準安定化合物であり、バルク体として単離した報告はほとんどありません。数少ない報告例も、α”-Fe16N2 と安定相との共晶や、100℃環境で10 日間しか存在しないものなどであり、α”-Fe16N2 単相をバルクとして安定的に単離した例は存在しません。
  •  本発明は、α”-Fe16N2 の安定単離粉末に関するものです。本磁性粉末は、フェライトやアルニコより大きな6MGOe(48kJ/m3)以上のBHmaxを示します。また、金属Fe を上回る221emu/g の飽和磁化値を示し、アルニコ磁石より大きくフェライト磁石と同程度の2kOe(160kA/m)以上の保磁力を示します。本磁性粉末により、レアアースフリーで、かつフェライト磁石やアルニコ磁石より優れた磁石特性が期待され、将来的には希土類系ボンド磁石の一部を代替する磁石材料として、様々な家電用・車載用モーター等への応用が期待できます。
実用化イメージ

以下のような社会実装への応用が想定されます。
・異方性磁石
・圧粉磁石
・ボンド磁石
・その他、モーターなどネオジム磁石の代替磁石としての用途

研究者

大学院工学研究科

小川 智之  

Tomoyuki Ogawa

社会経済データの高度解析手法とニーズの解明

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 観測データや人流ビッグデータ等に基づき、公共交通利用者の行動とニーズの分析を行ってきました。空港を出入りする交通量の航空便ごとの需要への分解や、多数地点の交通量、滞在人口データからの混雑による潜在量の把握など、高度なデータ統計解析手法を開発してきました。それらは交通や人口以外のデータにも適用できる可能性があります。
実用化イメージ

交通をはじめとする公共サービスの需要分析のほか、大規模システムの挙動分析や商品ニーズの分析、マーケティングに活用したい団体や企業との共同研究を希望します。

研究者

災害科学国際研究所

奥村 誠  

Makoto Okumura

RNAグアニン結合性蛍光色素

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概要

RNAグアニン結合性蛍光色素
https://www.t-technoarch.co.jp/data/anken_h/T22-031.html

従来技術との比較

特徴・独自性
  •  本発明では、RNA に対する選択性と結合力に優れる、新規蛍光色素を提案するものです。RNA 結合性低分子探索法として、蛍光指示薬競合置換アッセイ(FID 法;RNA と結合し蛍光が大きく変化する蛍光指示薬を用いて、対象化合物との競合置換により、ハイスループットでRNA 結合性を評価する方法)が知られています。
  •  既存のRNA 検出プローブのほとんどは平面 性構造のインターカレータ―であり、ヒット化合物を見逃さないためには結合様式の多様化が求められます。
  •  そこで発明者らは、水素結合認識型 の新規プローブとしてTO-Gclampを設計しました。TO-G-clamp を用いて、大腸癌で治療標的になり得ると考えられているpre-mir-221 に対するFID アッセイを実施し、市販の蛍光指示薬ではヒットしなかった化合物の探索に成功しました。本蛍光色素の利用により、RNA 標的低分子探索・設計の発展が期待されます。また、TO-G-clamp のRNA に強く結合して蛍光を発する性質を利用して、固定化細胞のRNA 染色にも成功しました。
実用化イメージ

以下のような社会実装を目指して、研究を進めています。
・RNA 検出試薬(細胞内/外)
・蛍光指示薬競合置換(FID)アッセイによる、RNA 結合性低分子化合物スクリーニング
・RNA をターゲットとする疾患検査、診断

研究者

多元物質科学研究所

鬼塚 和光  

Kazumitsu Onizuka

コーティング及び界面修飾に関する分子動力学アプローチ

概要

 

従来技術との比較

 

特徴・独自性
  • 固・液の親和性や濡れ、熱抵抗、分子吸着等のメカニズムを解明し、コーティングや表面修飾などの技術によりこれを制御するための基礎研究を、分子動力学シミュレーションを主な手法として進めています。熱・物質輸送や界面エネルギー等の理論をバックグラウンドとして、フォトレジストのスピンコーティングからSAM(自己組織化単分子膜)や各種官能基による親水性・疎水性処理まで様々なスケールの膜流動・界面現象を対象としています。また、主に液体を対象として、その熱流体物性値を決定する分子スケールメカニズムや、所望の熱流体物性値を実現するための分子構造に関する研究を行っています。これらの研究に関して興味のある企業との共同研究や学術指導を行う用意があります。
実用化イメージ

 

研究者

流体科学研究所

小原 拓  

Taku Ohara

創・省エネルギー無機材料の創製

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 新しい材料の登場は、我々が予想もしない波及効果を生み出す力を秘めています。私たちの研究グループでは、化学結合や電子構造の理解に基づく材料やその作製プロセスを設計・開発しています。固相、液相、気相法など各種のプロセスを基盤技術として、固体中のイオン輸送に関わる新材料創製、薄膜太陽電池に適した新材料やその究極性能を実現する製造プロセスのほか、エネルギー製造や省エネルギーを成し遂げる新材料を提供すべく、材料の設計から、製造プロセスの開発、プロトタイプ素子の作製までをカバーした研究を展開しています。
実用化イメージ

現在は、太陽電池、燃料電池を主なターゲットとし、硫化物半導体、酸化物半導体、プロトン伝導性電解質・電極材料などの研究を実施しています。新しい無機材料の創製技術の適用範囲は、これらに限定的されるものではありません。

研究者

多元物質科学研究所

小俣 孝久  

Takahisa Omata

エネルギー利用を目指した“水素化物”の基盤・応用研究

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 次世代エネルギー利用を目指した“水素化物”の基盤・応用研究に取り組んでいます。主要なテーマは、水素利用システムのための高密度水素貯蔵材料の開発で、量子ビーム計測による原子・電子構造解析やAI 駆動データベースなども技術導入しながら、また国内外の研究者と連携しながら、各種の最先端研究を推進しています。また、多価高速イオン伝導材料や水素化物超伝導材料などの“水素化物”に関する新たな研究領域も開拓しています。
実用化イメージ

水素利用システムや次世代二次電池のための基盤・応用研究を通じて、素材・電気・エネルギーなどに関する産業分野に貢献するとともに、ご関心をお持ちの企業・団体などへの学術指導も積極的に実施しています。

研究者

高等研究機構材料科学高等研究所

折茂 慎一  

Shin-Ichi Orimo

高加工性を有する新型銅系形状記憶合金

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 実用形状記憶合金ニチノールと同等の形状記憶および超弾性特性を有し、約2倍の加工性を持つCu-Al-Mn 系形状記憶合金を開発しました。この合金はニチノールの数分の1のコストで作製することができ、形状記憶処理に金型が不要なため、線以外の複雑な形状への加工・成形が可能です。今までに、この合金を利用して着脱容易な「巻き爪矯正具」や大地震後でも永久歪を残しにくい「超弾性耐力壁」を開発・製品化しました。
実用化イメージ

直径や厚さが0.1 〜 20mm もの線、棒、板材でも6%以上の優れた超弾性が得られる技術を確立し、さらなる制震部材への応用研究を進めています。医療、建築にかかわらず本合金の特性を利用したい用途があったら是非ご連絡ください。

研究者

大学院工学研究科

貝沼 亮介  

Ryosuke Kainuma

高速リアルタイムビジョンと低遅延映像ディスプレイ

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 産業応用において視覚処理・画像認識はますます重要な技術となっています。視覚は第一義的には姿・形をとらえる感覚ですが、それと同時に「動き」をとらえる感覚でもあります。当研究室では、動きをとらえるセンサとしてのビジョン技術という視点から、高フレームレートビジョンシステムとその応用や、LED光源、レーザ光源、プロジェクタ等の能動照明との連携、加速度センサ等の他のセンサとの情報融合などについて研究を進めています。さらに、独自開発の低遅延プロジェクタを高速カメラと組み合わせることにより、素早く動く物体表面上に映像がぴったりと貼りつくプロジェクションマッピングを実現しており、様々な応用を展開しています。
実用化イメージ

運動する対象の計測全般において、高フレームレートビジョンは強力なツールとなります。これらと低遅延ディスプレイ技術を組み合わせることで、高度な人工現実感・拡張現実感技術の実現に貢献します。

研究者

未踏スケールデータアナリティクスセンター

鏡 慎吾  

Shingo Kagami