材料の微視的空間配置を精密制御する微粒子集積プロセスの開発
更新:2025/07/28
- 特徴・独自性
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種類の異なる材料(異種材料)を複合化した材料(複合材料)は、構成する材料の複合化状態によって、発現する機能が大きく異なります。(1)材料界面を分子修飾したり、評価したりする技術、(2)粒径や形状が制御された微粒子を合成できる技術、(3)合成した微粒子を設計通りに集積させる技術の融合によって初めて実現する「ビルディングブロック工法」は、構成材料の3次元的な空間配置を精密に制御でき、従来の手法では得られなかった機能を見出したり、あるいは新規な材料創製プロセスを開発するのに有効な方法論です。
- 実用化イメージ
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触媒(光触媒も含む)や分離カラムなどの化学関連プロセスのみならず、薬物送達システムや診断薬など医薬関連、色材など光学材料関連分野など様々な分野への用途展開が見込まれます。
- キーワード
研究者
大学院工学研究科
長尾 大輔 教授
博士(工学)(東北大学)/修士(工学)(東北大学)
Daisuke Nagao, Professor