情報の発信・受信やエネルギー供給を豊かにする機能性セラミックス材料の開発


更新:2025/07/04
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特徴・独自性

反射防止薄膜、電池、電源、メモリなどの高性能化・高耐久化、ひいては、豊かな情報の発信・受信や持続的なエネルギー供給に寄与する機能性セラミックスを新規開発しています。電子論と熱力学を中心に据えたマテリアルデザインにより、高屈折率な透明材料(図1)や、電気的絶縁性ながらも濃い黒色を呈する色材(図2)などを開発してきました。独自に構築したイオンビーム支援パルスレーザー堆積装置による酸窒化物や酸水素化物の合成や、セラミックスのレーザー焼結技術(図3)の開発にも取り組んでいます。

実用化イメージ

研究成果のアウトプット先の一例に、光学的機能膜(反射防止膜、透明電極、太陽電池、LiDAR 用光フィルタなど)、二次電池、固体酸化物型燃料電池および水蒸気電解式水素製造装置、メモリ関係(抵抗変化、相変化)があります。

キーワード

研究者

大学院工学研究科

石井 暁大 助教 
修士(工学)(東北大学)/博士(工学)(東北大学)

Akihiro Ishii, Assistant Professor