自己治癒セラミックスの開発および固相変態型蓄熱材料の開発
更新:2022/08/24
- 特徴・独自性
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- 自己治癒セラミックスの研究を行っています。自己治癒は材料表面の傷を自発的に修復する機能で、強度信頼性の向上に寄与します。主に900-1300℃程度で使用可能な自己治癒セラミックスを開発しており、現在は400℃程度で使用可能な材料開発を進めています。
- 上記とは別に、700℃程度で鉄系材料の固相変態を利用した蓄熱材料を開発しています。蓄熱後も固相であるため、機械的強度が必要な場所で応用が期待できます。
- 実用化イメージ
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自己治癒材料:金属材料の代替により軽量化が期待できます。(自動車のブレーキロータやジェットエンジンタービン翼等)
蓄熱材料:鉄鋼排熱を利用した木炭製造プロセス等 - キーワード
研究者
大学院環境科学研究科
先端環境創成学専攻
太陽地球システム・エネルギー学講座(資源利用プロセス学分野)
丸岡 大佑 助教
修士(工学)(長岡技術科学大学)/博士(工学)(長岡技術科学大学)
Daisuke Maruoka, Assistant Professor