糖尿病性腎症の簡易診断ができる!
更新:2024/12/23
- 概要
フェニル硫酸を認識するモノクローナル抗体
https://www.t-technoarch.co.jp/data/anken_h/T16-063.html- 特徴・独自性
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- フェニル硫酸(PS)は、腎疾患マーカーとして公知物質である。 摂食後、腸内細菌の働きにより、チロシンからフェノールが産生され、産生されたフェノールは腸で吸収され肝臓でPSに代謝される。健常であればPSは尿として体外に排出されるが、腎機能が低下していると、体外に排出されず蓄積されていく。従来、PSの検出は、LC-MSやTOFMSなどの機器を用いて行われ、簡易に行うことができなかった。
- 今回、発明者らは、PSに対する抗体の作製に成功した。当該抗体を用いれば、ELISA法など、容易にPSの検出を行うことが可能となりうる。
- 実用化イメージ
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・ELISAキット
・抗体試験紙
生体試料は血漿・血清・尿 - キーワード
研究者
大学院薬学研究科
医療薬学専攻
医療薬学講座(がん化学療法薬学分野)
富岡 佳久 教授
薬学修士(東北大学)/博士(薬学)(東北大学)
Yoshihisa Tomioka, Professor