スーパーエンプラの成形に必要な高耐摩耗性と高耐食性を両立!粉末冶金を利用しない、低コストで量産が可能


更新:2024/12/23
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概要

Fe基金型合金
https://www.t-technoarch.co.jp/data/anken_h/T18-074.html

特徴・独自性
  •  本発明では、炭化物を分散した高硬度合金の課題であった耐食性の低下を独自の合金設計により克服し、硬度と耐食性のバランスに優れたFe基合金を提供する。本発明合金は通常の溶解・加工設備で製造することができ、既存の粉末冶金材を代替することで素材コストの低減が可能である。PPS樹脂等のスーパーエンジニアリングプラスチックの成型に用いられるスクリュー等の構成部材や腐食環境で使用される金型材料として幅広い応用が期待される。
実用化イメージ

・スーパーエンプラの成型部材や金型 
・射出成型機のスクリュー

キーワード

研究者

金属材料研究所
材料プロセス・評価研究部
加工プロセス工学研究部門

山中 謙太 准教授 
博士(工学)(東北大学)/修士(工学)(東北大学)

Kenta Yamanaka, Associate Professor