高温融体導電材料の熱物性測定方法


更新:2024/12/23
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概要

高温融体導電材料の熱物性測定方法
https://www.t-technoarch.co.jp/data/anken_h/T05-271.html

特徴・独自性
  • 現状、溶融シリコン、溶融金属等を扱う製造ラインにおいて、その効率化には精度の高い物性値を用いたシミュレーションが必要であるが、十分な物性値はない。 
  • 本発明では溶融状態の試料にレーザー光を照射し、温度応答の振幅と位相差から比熱や熱伝導率などの物性値を高精度に測定することを可能にした。本発明では、浮遊溶融による高純度状態を維持し、さらに、超伝導マグネット磁場により試料の振動および回転を抑制させることにより、精度の高い物性値の測定を達成した。
実用化イメージ

・半導体産業のシリコン単結晶作製
・超耐熱合金ジェットエンジンタービンブレードなどの精密鋳造
・自動車産業のスポット溶接
・構造物、配管の溶接

キーワード

研究者

多元物質科学研究所
附属金属資源プロセス研究センター
高温材料物理化学研究分野

福山 博之 教授 
工学修士(名古屋大学)/博士(工学)(名古屋大学)

Hiroyuki Fukuyama, Professor