急激に進行する重症な心不全に対応できる医療機器


更新:2024/12/26
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概要

挿入型人工心筋システム
https://www.t-technoarch.co.jp/data/anken_h/T08-115.html

従来技術との比較

重症心不全治療のためには人工心臓等の治療があるが血栓のリスクがある。人工心筋システムは、心臓を外からアシストするので血栓のリスクがない新しい治療機器である

特徴・独自性
  • 急激に進行する重症な心不全に対する救命手段として、薬剤加療、大動脈バルーンポンプや人工心臓の装着、心臓移植などが挙げられるが、いずれも大きな課題が残っている(薬剤抵抗、血栓形成、大掛かりな開胸手術、ドナー不足など)。そこで本発明では、新たな救命手段として緊急の現場でも装着が容易な新規人工心筋を提供する。本発明は、緊急時に左四肋間や左五肋間の小切開部から挿入できる人工心筋である。
実用化イメージ

<効果> 
● 小切開部から挿入するため、救命救急時に簡単に利用できる
<応用例>
● 心筋収縮支援デバイス

キーワード

研究者

加齢医学研究所
非臨床試験推進センター
心臓病電子医学分野

山家 智之 教授 
医学博士(東北大学)

Tomoyuki Yambe, Professor