非フッ素系PTFE粒子分散剤
更新:2024/01/22
- 概要
非フッ素系PTFE水分散剤
https://www.t-technoarch.co.jp/data/anken/T19-448.pdf- 従来技術との比較
PTFE粒子を水などの溶剤に分散させるためにはフッ素系分散剤が必要であったが、PFAS規制により仕様が制限されつつある。本発明は非フッ素系PTFE粒子分散剤を提供する。
- 特徴・独自性
-
- カテコール系接着官能基を用いてPTFEに接着する分散剤を合成
- PTFE等の低表面エネルギー粒子を水などに良好に分散
- PFAS規制などで使用できない分散剤の代替として有望
- 実用化イメージ
-
PTFE粒子などの低表面エネルギー粒子は撥水剤やバインダーなどとして広く使用されている。本用途におけるPFASフリー化に貢献する。
- キーワード
研究者
高等研究機構材料科学高等研究所
デバイス・システムグループ
藪 浩 教授
博士(理学)(北海道大学)
Hiroshi Yabu, Professor
分野や常識にとらわれず、新材料の創製に挑戦しています。また、基礎科学だけでなく、産業化まで見据えた研究開発を心がけています。